VagrantとVirtualBoxを使ってローカル開発環境の開発をしてみよう ーその1ー
こんにちはババールです。
今回は、ローカル開発環境の構築について実際に環境構築してみようということで記事にしたいかと思います。
プログラミングを勉強しようと思い立ち、いざ勉強を始ようと思った時に一番時間を費やしたのがこの環境構築でした。
XAMPPなどを使ってPHPなど動作確認してもよかったのですが、サーバーを将来借りることを考えると早い段階で仮想環境内にてサーバーを立ち上げられるようになった方がテストをいくらでも色々な環境でできるということで始めから仮想環境構築をすることに決めました。
そんなに難しいこともないので、ぜひおすすめする環境構築を試してもらえたらと思います。
VirtualBoxというソフトを使ってこの中に仮想環境を作っていきます。
環境OSとしては、centosを使います。Linux系のOSですね。
RHELのクローンとしても有名なOSですが、同時にLinux系コマンドを勉強する機会になったので僕としては勉強するきっかけを多くくれたOSです。
さて環境構築する際に、一つ一つPHPであったり、Rubyであったり、DB関連のものをインストールしていってもいいのですが、簡単なコマンドで環境導入を行えるVagrantというソフトを使っていきます。
さてではまず、VirtualBoxをインストールしましょう。
Oracle VM VirtualBoxにて無料にてインストールできます。もちろんMac版での説明です。
少し時間がかかりますが、管理者用のパスワードを入力してあげて、インストールが終了するかと思います。
次はVagrantの導入です。
Vagrant by HashiCorpにてダウンロード後、インストールします。
インストールが終了したら、ここからはターミナルを使って環境構築をしていきます。
まずターミナルで始めに以下のコマンドを打ってください
vagrant plugin install vagrant-vbguest
これは、Vagrantの便利なプラグインを導入するコマンドになります。
その後以下のコマンド打ってホームディレクトリに移動してください。
cd
さらにここからファイルを作っていきます。
環境を複数今後使うかもしれないことを仮定してMyVagrantというフォルダ作り、その中にMyCentosという仮想マシンを入れるフォルダを作ります。
ターミナルでフォルダを作るには、mkdir フォルダ名 と入力すればいいので、ホームディレクトリにて以下コマンド
mkdir MyVagrant
さらに以下
cd MyVagrant
ちなみにcd ディレクトリ名 で、ディレクトリに移動です。
さらに次のコマンドを打ちます。
mkdir MyCentOS
さらに以下
cd MyCentOS
これで、MyVagrantフォルダができ、仮想マシンを入れるフォルダであるMyCentOSが出来上がり、そのフォルダ内に移動していることになります。
ここから以下のコマンドで仮想環境構築の設定用のVagrantfileを作成します。
vagrant init bento/centos-6.8
これでVagrantfilemができましたよというふうに出たら、今度はVagrantfileを編集して仮想マシンのIPアドレスを設定します。
エディタにて直接書き込んでもいいのですが、めんどくさい人は以下コマンドでちゃちゃっとIPを変えてください。
sed -i '' -e 's/# config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10"/config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10"/' Vagrantfile
これでIPが192.168.33.10になったはずです。
さてついに仮想マシンの起動をしてみます。起動は簡単で、そのVagrantfileがあるディレクトリにて
vagrant up
とコマンド打つだけです。
最初は少し時間がかかるかと思います。
立ち上がりが終了したら、本当に起動しているか確認したいので以下のコマンドを打ってみてください。
vagrant status
これで、runnningというサインが出ていたらうまく起動しています。
それでは、Vagrantの起動までできたので、続きは次の記事で書いていきます。
ババールでした。
VagrantとVirtualBoxを使ってローカル開発環境の開発をしてみよう ーその2ー - ババールのプログラミングの日々