ババールのプログラミングの日々

会社を辞めて、1からプログラミングを学んでいます。

君の名は。のアナザーストーリーを読んだら鳥肌がたった話をしようかと思う(3回も観に行った感想です)

君の名は。を3回観てきた感想をあれこれ書こうかと思います。(ネタバレ有り)

 

 

新海誠監督の大ファンである自分ですが、君の名は。をきっかけにその名が知れ渡ってきているとのことでファンとして嬉しい限りです。

 

君の名は。を観た人も観たことない人も新海さんの他作品を観るきっかけになったらと思い記事に書いていきます。

 

 

 

1回目、2回目は小説など読まずに鑑賞しました。

 

1回目は監督の舞台挨拶の回だったため、運良く監督への質問ができ(会場全体で3人のみ選ばれました)、質問に答えてもらえて幸せでした。

以下質問内容です。(少し省略し簡易的に)

 

ババール:新海さんの作品は新しいことに挑戦しながらも共通のテーマなどあるかと思いますが、君の名は。を作るにあたって他作品を意識したところがあれば教えてください。

 

新海さん:最後に瀧と三葉が階段で出会うシーンは秒速5センチメートルのラストのシーンとを比較しました。今までの作品(秒速5センチを含む)を見てくれた人たちは、最後に瀧と三葉は出会えないと思ってたかと思います(めちゃくちゃ思ってました・・・)。二人が出会えることは最初から決めてました。

 

 

 

僕としては、最後のあのシーンで二人がすれ違った時に、秒速の踏切のシーンがフラッシュバックしてしまい、やめてくれ!って思ってしまったのです。

 

やめて!またあの切なさが・・・・・

 

僕が高校生の時に秒速を始めて観たとき、あの出会えなかった踏切のシーンが呪いのように切なさとともに残りました。(それはそれで心地よかったのですが)

 

そういった意味で君の名は。でいい感じに呪いを解いてくれたものとなりました。

 

ここでいう呪いが解かれたというのは、出会えなかった秒速のラストのシーンが今になって最高の形で終わっていると感じられるようになったということです。

 

 

君の名は。のアナザーストーリーとして小説が発売されており、その小説を読み、映画をもう一度観たくなり3回目の鑑賞へ行きました。

 

新海さんの作品の言の葉の庭もそうだったのですが、登場人物の裏設定なるものが小説で描かれている為、あの人はこういう思いでこういう態度だったんだという思いが改めて映画を観て交錯するのです。

 

君のは。に関して言えば、三葉のお父さんの話が鳥肌ものでした。

 

読んで欲しいのでネタバレもそこそこにしたいですが、”すべてはあるべきところに” というこの言葉、いつか自分の人生でも言える日が来ればと思いました。

 

 

あるべきところにいたいババールでした。